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文協=コンピュータ教室開講=6日、カサビ市長迎え

ニッケイ新聞 2007年11月30日付け

 ブラジル日本文化福祉協会(上原幸啓会長)は、文協大講堂入り口脇にあるスペースにコンピュータ教室「TELECENTRO INSTITUTO PAULO KOBAYASHI-BUNKYO」を開講するにあたり、六日午後六時半、ジルベルト・カサビ市長を迎え、イナウグラソンを行なう。
 これは、サンパウロ市が実施しているコンピュータ及びインターネット普及プロジェクト「テレセントロ」に参加したもので、コンピュータ、インターネットの操作などを無料で市民に指導するもの。
 文協は市に対し、場所を無料で提供、用意された十五台のコンピュータや指導員の設置など技術面に関しては、インスティトゥート・パウロ・コバヤシが担当する。
 地域の子供たちや水曜シネマに来場する日系高齢者などを対象にしており、具体的な指導内容や時間帯などは未定となっている。
 中島エドワルド事務局長は「〃箱物の有効利用〃により、福祉面において文協組織の評価が高まるのでは」と期待、INSS問題解決への一助となる可能性を見込む。
 「日本語でのコンピュータ操作の指導により、日本文化への更なる関心が高まることも期待したい」とも話した。
 詳しくは文協(電話=11・3208・1755)まで。