ニッケイ新聞 2007年11月29日付け
先日バンカで見かけた雑誌『メイド・イン・ジャパン』。日本に関することがポルトガル語で書かれていたので少々気になって購入してみた。今月号の特集は悠仁親王についてだった。ご生誕から約一年が過ぎたために今回特集を組んだものだろう。
ページを捲っていて一番興味を惹かれたのは、日本人の若者のファッションを紹介しているところだ。確かに少々変わったファッションが流行しているのだが、あれだけ特殊な格好をしているのは極く一部だけではないかと反論したい。
しかし、考えてみるとブラジルを知らない日本人がブラジルをアマゾンやサッカー、サンバなどの国としてしか表さないように、一点からしか物事を見ていないのだろう。距離の問題もあり緊密な関係を持つことは難しいだろうが、物事を多角的にとらえてもらいたいものだ。 (坂)