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ニッケイ新聞 2007年11月28日付け

 七十五周年を祝ったヴァルゼン・グランデ文化協会。バタタから始まった農産物も移り、今では花き栽培に従事する農家が多いという。式典当日には記念プラッカ除幕のほか、敷地の二カ所に一組の桜とイペーの苗が植えられた。同文協ではさらに、七十五年を記念して、今年末ごろまでに七十五本の桜の苗を植える予定だ。
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 ブラジル力行会創立九十周年式典の昼食会では、猪汁が振る舞われ、おかわりを求める人が続出。猪肉を提供したのは、イタカケセツーバ市で猪(ジャバリ)十二頭を飼育している会員、沖野清人さん。豚なら半年で出荷できるが、猪は十四カ月かかるので値段は豚の二倍。「部位によって値段はかわるけど、だいたいキロ二十から三十六レアルぐらい」とのこと。今年の日本祭りでもジャバリ弁当とジャバリ汁が計五百食も売れたとか。催し事のノビダーデにいいかも。問い合わせは、沖野さん(電話=11・4648・6565)まで。
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 サンパウロのシュラスカリア「BARBACOA(バルバッコア)」が十二月、大阪の心斎橋に新店舗を開くと「なんば経済新聞」が報じた。東京では既に三店舗が営業しているが、大阪への進出は初めて。シュラスコでは、ピカーニャやアルカトラ、コラソン、フランゴ、リングイッサのほか、クッピンも用意。ホームページによれば、シュラスコ・サラダバー食べ放題セットの値段は四千二百円(約六十五レアル)という。