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ニッケイ新聞 2007年11月27日付け

 力行会を通して一九五六年に、同会が作ったアリアンサ移住地に移住し、以来同地に住み続け、同日伯体育文化協会の会長を務める本間重男さんは、「力行会で一番ダメなヤツがオレなんだよ」と謙遜する。日本での出発前の合宿では、早起きして便所掃除する日課があったが、「いつも隠れて寝てるのよ」と豪快に笑う。現在では「今思えば、力行会の会長は偉かった。下働きの力行精神は素晴らしい」との境地に至ったとか。
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 日本移民をテーマにしたリオのエスコーラ・デ・サンバ「ポルト・ダ・ペードラ」が日本人の出場希望者を募集している。本紙でも以前報じたが、申し込み先のリオ州日本移民100周年祭・日伯交流年実行委員会によれば、「問い合わせが多くきている」という。費用は衣装込みで四百レアル。同委では「リオのカーニバルに出場できる絶好のチャンスです」と参加を呼びかけている。詳細は同委員会(電話=21・2240・4440)、メールはsecr100anos@japao-rio.org.br(担当大内、カタリーナ、日本語対応)まで。
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 約一カ月にわたって東北地方の県人の歩みをたどった河北新報の加賀山記者は、ブラジル国内で多くの物乞いに出会ったという。「こっちの物乞いは優しいですね」と少々驚きの発言。その訳を聞くと、東南アジア方面に取材で出かけたときに出会った物乞いは、何か貰えるまで追いかけて来るのだとか。「やっぱりラテン系なんですかね」と一言。お国が変われば、物乞いの様子も変わる?
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 大相撲十一月場所が二十五日に終了。ブラジル出身三力士のうち、幕下西四十一枚目の孝東(玉ノ井部屋)は四勝三敗で勝ち越し。三段目東二十枚目の魁ノ浜(友綱部屋)は全休、西五十六枚目の魁聖(同)は三勝四敗で負け越した。