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東西南北

ニッケイ新聞 2007年11月08日付け

 ブラジリアに近いサンタマリア市近郊に住む三人兄弟の末弟(一二歳)が、一七歳の異母兄に殺された。事件がおきたのは五日夕方。一三歳の姉に林の中の鳥の巣を見て欲しいと頼まれた弟は、林の入り口で待っていた兄に絞殺され、遺体は人気のない場所に放置された。姉は誘拐を装って、別の青年の家に隠れていた。手を下した兄と姉は恋仲であったという。父親が弟を偏愛していると感じていた兄の嫉妬が招いた悲劇。父親は軍曹、同居の妻は三人目で三兄弟の継母だった。
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 サンパウロ州プレジデンテ・プルデンテ市警が、四家族からの訴えで、一三歳から一七歳の青年たち一五人と毎週水曜日に集まっていた二七歳の男性を探している。彼は青年たちに自分にかまれれば吸血鬼となり、永遠に生きることができると約束。青年らの首にはかまれた傷、また、手首には血を吸うために切られた傷があったと言う。
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 吸血鬼の後は隠れ蓑?一一歳の少年がマット・グロッソ州クイアバ市の自宅を逃げ出し、何と一六一四キロ離れたサンパウロ州ガリューリョス空港で保護された。少年は、クイアバから飛行機で来たと述べたが信じてもらえず、インターネットで少年の学校が特定された時点でやっと信じてもらえた。クイアバの飛行場のカメラにも写っていなかったというこの少年。どうやって飛行機に乗り込んだのか、安全チェックのことも含めた謎。調べは続いている。
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 サンパウロ市の小型機墜落事故で、事故から二日たった瓦礫の中から、一匹の犬が無傷で見つかり、ホテル暮らしの被害者たちの訪問を受けたという。事故機が直撃した家で飼っていた他の二匹は日曜日に救出されていた。