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入館者全員から5レアル=外国から来た65歳以上=史料館

ニッケイ新聞 2007年10月31日付け

 ブラジル日本文化福祉協会の常任理事会で十五日、移民史料館運営委員会(栗原猛委員長)からの提案により、外国からの入館者に関しては、年齢に関係なく、入館料として五レアルを支払ってもらうことを決定した。翌十六日から実施されている。
 従来は、六十五歳以上が無料だった。ただし、外国からの団体観光客の中には、史料館側が個々に年齢を確かめないことを悪用して、観光客からは徴収しておきながら、ガイドなどが実際よりも少ない人数分しか史料館に支払わない例が散見されているという。
 「史料館の運営、維持には入館料は欠かせません。公平を期するための対処です。関係者のご理解と協力をお願いします」と同委員会では説明している。