ホーム | 日系社会ニュース | 雷神太鼓、初めての資金カンパ=集めたお金でメンテナンス=岩手県人会

雷神太鼓、初めての資金カンパ=集めたお金でメンテナンス=岩手県人会

ニッケイ新聞 2007年10月30日付け

 岩手県人会で二十一日午前十一時から、雷神太鼓(楠昌男団長)主催の第一回焼きそば祭りが開かれた。約二百人の来場者が訪れ、舌鼓を打った。
 同祭りは同県人会で活動している太鼓グールプ「雷神太鼓」のメンバーが「皆で何かやろう」と話し合い「太鼓のメンテナンス費を造成しないと」という思いから開催に至った。
 楠さんは「売上の一部は県人会に寄付して、残りは太鼓のメンテナンスに使います」と笑顔で語る。
 「今後の恒例行事にするのか」とのニッケイ新聞の取材に対し「焼きそばにこだわらずアイスクリームやすき焼きなどの祭りにしてやっていきたいと思う」と話しながらも「今日の売上次第ですね」と笑う。
 会場では飛び入り参加型のカラオケや非日系人四人のバンドによるJ―POPの演奏などが行われ、最後に雷神太鼓が登場した。
 気になる売上に関して楠さんは「予想以上まではいかないけど、予想していた通りの売上です」と終始笑顔を絶やさなかった。