ニッケイ新聞 2007年10月12日付け
サンパウロ市でロディージオの日をもう一日増やすことに賛成した人が四一%との統計調査。車の洪水と大気汚染にあえぐ市民には、少しでも環境改善に役立つならばとの気持ちが働く。でも、残念ながら車増加、大気汚染の一因はロディージオだと言う面もあり、更なるカオスを生み出さないためには公共交通機関の整備は必至。サンパウロ市が地下鉄のために一〇億の投資との話もあるが、一七〇万人もが毎日のように車を使うサンパウロ市。地球と隣人にやさしい町が出来てくれればと素朴な願い。
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暑さと水不足と夏時間の開始とが重なる飛び石連休。聖地ノッサ・セニョーラ・デ・アパレッシーダでは百二十万人の人出を予想。海岸に繰り出す人々も多いが、海岸の市では断水の可能性大とのこと。大きな事故もあった直後。くれぐれも安全には気をつけて。日曜日には時計の針を進めることもお忘れなく。
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パラー州で優良ドライバーには車両税(IPVA)を一〇―一五%割り引くことに。一年間罰金なしの人は一〇%、二年間なら一五%(ただし、期日までに払わないとだめ)減額される。国家交通局では罰金の徴収額アップも検討されているらしいが、こんな工夫をすれば優良ドライバーも増える?
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八年も冷凍されていた受精卵から妊娠二八週で生まれた赤ちゃん。八月十三日に一・二キロで生まれた超未熟児だが、四回の挑戦でも妊娠せず、養子(現在八歳の男児)をもらった夫妻に、冷凍受精卵がまだ五個残っていると連絡があり、再挑戦。冷凍した受精卵の着床率は二五%、冷凍してない場合は四〇%とか。冷凍期間八年での出産はブラジルでの新記録。