ニッケイ新聞 2014年1月14日
【既報関連】19歳以下のプロ登竜門として知られる『コパ・サンパウロ』のグループ・リーグの全日程が12日に終了し、日本から参加している柏レイソルの決勝トーナメント進出が決定した。外国勢としては初のGリーグ突破の快挙だ。
柏は勝ち点7、得失点差プラス5のW組2位(1位は同勝ち点でサンパウロFC)。12日にGリークを終えて各グループの2位チームの中で、2番目(上位6チームが進出)となることが確定し、32チームで行われる勝ち抜き戦に駒を進めた。
トーナメント第一戦の相手は、V組を首位で突破した強豪サントスFC。トップチーム同士は、2011年のクラブW杯で対戦し、ネイマール選手の活躍によりサントスが3対1で勝利した。今回、柏の選手にとっては、兄貴分の借りを返す絶好の機会だ。
試合は本日(14日)午後9時から、相手チームの本拠地であるヴィラ・ベルミーロスタジアム(サントス市)で行われる。サントスを破れば、日伯サッカー史に新しい頁を書き加えることになる。