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焼津の母子殺害事件=ポ語書類を警察庁へ

ニッケイ新聞 2007年10月5日付け

 【静岡新聞】焼津市で昨年十二月、ブラジル人の母子三人が殺害され、母親の交際相手のブラジル人容疑者(44)が殺人容疑で国際指名手配された事件で、焼津署捜査本部は四日までに、捜査書類のポルトガル語への翻訳を終え、警察庁に送付した。
 容疑者は事件後、ブラジルに帰国したことが確認されており、警察庁と外務省はブラジルの捜査当局に翻訳された書類を送付して、代理処罰を求める方針。
 調べでは、容疑者は昨年十二月十八日、焼津市のブラジル人女性=当時(41)=方で女性と二男=当時(10)=を、市内の自宅で長男=当時(15)=を殺害した疑い。