ニッケイ新聞 2007年10月2日付け
【エスタード・デ・サンパウロ紙十月一日】エクアドル新政権のモレノ副大統領は九月三十日、国会議員選挙は与党アリアンサが出口調査の結果、過半数の議席を獲得する公算が大きいことを明らかにした。
同国の国会議員選挙は、エズメラウダ県の有権者が県政に不満を抱き投票所に焼き討ちをかけたため、選挙裁判所が同投票所に選挙中止を宣言した。しかし、最終結果は三十日以内に出る模様である。
同国は有権者九〇〇万人を数え、下院の総議席一三〇のうち七〇近くを与党が獲得する見込みと、ガルップ調査会社が発表した。コレイア大統領は就任以来九カ月、野党の協力を得、汚職撲滅と構造改革に取り組んでいる。