ニッケイ新聞 2007年9月29日付け
ブラジル日本都道府県人会連合会(松尾治会長)は二十七日午後、文協ビルで代表者会議を開いた。九月の事務局報告や前回の代表者会議の議事録、八月の会計報告が承認された。
今年七月に開催された日本祭りの中間会計報告が行なわれ、収入が六十九万九千二百四十八レアルに対し、支出が五十三万三千五百九十八レアル、十六万五千六百五十レアルの黒字だったことが報告された。
大西博巳副会長から、バスやビデオなどの支出分が残っており、未収分があることも明らかにされ、「二週間後にははっきりするだろう」と話した。
長友契蔵副会長は、十一月十八日に予定されている初の弁論大会の出場者が少ないことを指摘、さらなる参加者を呼びかけた。
司会の山田康夫副会長は、賛同者による同会館建設検討委員会の設立を提案、現時点では県連の正式な議案とはならないことが確認され、拍手で承認された。
百周年事業アピールのため訪日、二十四日に帰国した松尾会長は、十四県庁を訪問したことを報告し、協力に対する感謝の言葉を述べた。各県人会長からは母県知事来伯などに関して、質問が寄せられていた。