ニッケイ新聞 2007年9月28日付け
【エスタード・デ・サンパウロ紙二十七日】汚職天国ブラジルとの思いとは裏腹に、世界一八〇カ国を対象とした調査で、ブラジルは汚職の少ない方から七二番目という結果が出た。
最も汚職の少ないのはデンマークやフィンランド。最悪なのはソマリアやミャンマー。ラ米ではチリが最良で二二位、ウルグアイが二五位。後は、アルゼンチンとボリビアが一〇五位、パラグアイ一三八位、エクアドル一五〇位、ベネズエラ一六二位となっている。
ちなみに、昨年より汚職の判定指数は良くなったのに汚職ランキングでは位置を下げた七二位のブラジル(昨年は七〇位)は、メキシコやインド、中国など六つの国と並んでいる。