ニッケイ新聞 2007年9月22日付け
【レジストロ】岐阜県から来伯した岐伯青年親善交流団一行四人が、八月二十五日午後五時、レジストロを訪問した。メンバーは、団長の岩崎正人さん(県庁職員)、堀部雪さん(京都外国語大学ポルトガル学科三年生)、永田みきさん(岐阜市役所職員)、石原淑子さん(司書)の四人。
全員ブラジルは初めてで、石原さんの母親は大垣市で教師をしている。教え子の中にブラジル人の生徒もいて、ポルトガル語の分らない母親が日本語の分からない生徒に教える苦労話を聞いて、ブラジルに興味を持ったという。
永田さんは東京芸術大学に在学中、浅草のサンバ・カーニバルに参加し、何時かブラジルに行ってみたいと思うようになったという。
一行は、日本移民記念館を見学し、夜は「ポルスト・カマロン」のレストランでレジストロ在住の岐阜県人会支部、文協役員主催の歓迎夕食会に出席し、歓談した。その後、ベースボール・クラブ会館で行われたビンゴに行った後、岐阜県出身者の家にホームステイをした。
翌日、二十六日は清水ルイザ、リーナさん母子の案内で、鐘乳洞カヴェルナ・ド・ジアーボへ行き、ペトロ・ペンで昼食をとった後サンパウロ向け発った。 (金子国栄さん通信)