ニッケイ新聞 2007年9月21日付け
先日、サンパウロ市ヴィラ・カロン区で行なわれた「沖縄祭り」でヤギ汁が販売されると聞いて、再度挑戦―と意気込み、早速駆けつけた。
かつて沖縄・石垣島で初挑戦したところ、頭に血が上り、三十分ほど立ち上がれなくなった経験から、忸怩たる思いがあったからだ。
三十代後半の女性と四十代前半の男性と会場へ。かなりの量の肉が入っており、モツ系も見え隠れ。塩、おろしショウガ、ヨモギを好みに合わせて入れると美味い。
沖縄では、コーレグースーという泡盛に島唐辛子を漬けた辛味調味料をいれるが、ピンガを振り入れるのがブラジル流。
食べ進むうち、女性は体が火照り半分でダウン、男性には後、バイアグラ並みの効果が。
今回記者には何の変化もなく、沖縄の仇をブラジルで討った気持ちで溜飲を下げた。みなさん是非お試しを。 (剛)