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東西南北

ニッケイ新聞 2007年9月20日付け

 ブラジル民主社会党(PSDB)サンパウロ州支部長のメンデス・タメ氏は十七日、党本部へ呼び出された。同氏はブレージョ・アレグレ(楽しい沼地)市で先日、環境対策の重要性を訴えたのを忘れていた。地元市民は、いつもぬかって楽しくない沼地を改善してくれると思って同氏に投票し、最高得票数を得た。党本部はせっかく当選できたのになぜ立候補しないのかバカだと叱った。
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 一九九九年に自己資産の二十倍もの金額をドルの先物取引に当てて二つの銀行を破産させた元銀行家サウヴァトーレ・アウベルト・カシオラ容疑者(63)が土曜日にモナコで逮捕された。横領と詐欺で十年の実刑判決が出ている容疑者の身柄引渡し請求に対し、モナコ裁判所は引渡し決定まで約一カ月と返答。それまではモナコで引き続き勾留される。
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 レナン事件で予想を覆す決定をした上院で今度は思いもかけない法案可決。所得税の計算時に、出産前の女性と結婚したケースも含め、出産前の胎児を扶養家族として加えることが出来るというもの。妊娠時から命を守るというプロジェクトの一つで、経済審議委員会認可済みの法案は上院本会議での審議、決定を必要とはせず、直接下院の審議に回される。
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 公害や交通渋滞緩和のためにもと、地下鉄の駅に駐輪場を設置し、車両内の自転車持込も認められた(制限つき)サンパウロ市。今度は世界ノー・カー・デーに先駆けて、ブタンタン区に一五キロの自転車専用車線設置を発表する。実現すれば、将来開業の地下鉄ヴィラ・ソニア駅から対岸の鉄道シダーデ・ウニヴェルシターリア駅までが自転車で走行可能に。工事は今年中に始まる予定。