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百周年に1000ドル寄付=「何か残るものに」

ニッケイ新聞 2007年9月14日付け

 現在来伯中の同志社大学人文科学研究所嘱託研究員の野口敬子さんが12日、ブラジル日本移民百周年協会に対し、1000ドルの寄付を行なった。
 野口さんは、パリンチンスの高拓生の論文を発表、バストスのブラ拓資料の保存調査などに携わるなど20年以上、ブラジル日系移民史の研究を続けている。
 「研究させてもらっていることに対する感謝の気持ち。何か残るものに使ってほしい」と希望を語った。
 上原理事長は、「1文1文を大事に使わせてもらう」と感謝の言葉を述べた。
 野口さんは今回の訪問でバストスを訪れるなどし、18日に帰国の途に着く。