ニッケイ新聞 2007年9月13日付け
【エスタード・デ・サンパウロ紙十二日】昨年のサンパウロ州での二十歳以下の出産は一〇万六三一件で、一昨年年の一〇万四九八四件に比べ四%減少(一九九八年比では三二%減少)した。この数字は、サンパウロ州全体の出産数の一六・六%にあたる。
青少年の妊娠・出産は、女性の生き方を大きく制限するが、若年での出産と学歴や中退歴は相関性があるという。若年層の出産は毎年減少しているが、地域差も大きく、北東部は割合が高く、南部、中西部は割合が低くなっている。
青少年向けの指導、対策もとられているが、出産に至らなかったケースなど、数字に表れない部分も懸念材料とされている。