ニッケイ新聞 2007年9月11日付け
サンパウロ蘭協会(森本みどりルシア会長)が恒例の〃春の蘭展〃と共に、創立四十周年式典を今週行う。それを記念して、今回は特別に会場をサンパウロ市内のカンタレイラ大学ベレン校に移し、より盛大な規模の催しとなる。
メトロのベレン駅から無料の往復バスが用意されている。来社した中島澄男副会長とモリ・マサナル会計理事は「いつも通り、ぜひおいで下さい」と呼びかけた。
四十周年式典は十三日の午後七時から第二講堂(Auditorio 2)で行われ、古い会員への顕彰、新しい蘭辞典(ポ語)の発刊披露および著者によるサイン会などを予定する。
恒例の春の蘭展は十四日から十六日まで。入場は無料で、午前九時から午後七時まで。通常一千鉢ほども集まり、すでに南米最大規模として有名だが、今回はさらに招待状を多く発送しており、いつもより「かなり多い」出品があると予想されている。
出品が多そうなのはデンドロ、胡蝶蘭、カトレア(インテルメジアやアメチスト・グロッサ)、ヴァウキリア、ノビリオなど。
今回は特別に日本の蘭関係団体の来伯もある。加えてアルゼンチン、パラグアイ、コロンビア、ベネズエラなどからも訪れる予定。
即売店は今回も二十二店舗でるので、季節の蘭を手軽な価格で購入できる。会場には駐車場もある。十二月の夏の蘭展からはまたいつもの文協に戻る。
今回の会場Faculdade Cantareira-Campus Belem.Rua Mrcos Arruda,729