ニッケイ新聞 2007年9月6日付け
【アラサツーバ】当地文協、ノロエステ連合文協三十支部の踊り手が集まり、去る八月二十五日、当市セアザの敷地で、「五千人の盆踊り」が催された。西塚宣弘さんの司会で、午後七時開会、白石一資連合文協会長、加藤孝地元文協会長が主催者あいさつ、池田二郎市議(市長代理)が祝辞。サンパウロから飯星ワルテル下議がかけつけ、大会を盛り上げた。
秋空に響く太鼓の音、地元文協楽団の諸岡俊之団長の指揮で、花笠音頭、炭坑節、ソーラン節、相馬盆唄、会津磐梯山、ブラジル桜音頭と演奏が続き、フォークダンスで中休み。この日は特別に鳥取の笠踊りが披露された。
休憩時間には踊り子全員にうどんが振舞われ、会場はごった返した。アラサツーバ婦人会の惜しみない協力により、大きな盆踊り大会が成り立つ。貴賓席の人たちも至れり尽くせりのもてなしを受けた。(松元優公通信員)