2007年8月25日付け
【エスタード・デ・サンパウロ紙十八日】偽監督官を名乗る詐偽漢が企業家から五万レアルをだまし盗ろうとして十七日、市警に逮捕された。男は金の受け渡し場所に指定したサンパウロ市コンゴーニャス空港内に現われたところを、通報を受けた空港警察が現行犯で取り押さえた。
男は偽行政監督官と名乗り、売春取締法違反で先週逮捕されたキャバレー・バハマの経営者に、当局に閉鎖されたキャバレーを再開して営業させると持ちかけて、五万レアルの謝礼金を要求した。経営者は偽物と見抜いたが、その素振りを見せず取引に応じると見せかけて警察に通報した。
男はゴイアス州で偽造薬品を売って逮捕のある前科者だった。