2007年8月25日付け
二十一日、援協総合診療所に衛生監督局の監査が入った。援協関係者はおそらく〃悪いニュース〃と思っているはずだ。
しかし、逆に今回の一件で援協は福祉センター建設の名分を得たように思う。なぜなら以前から「今なぜ大金をつかってセンターを建設するのか」という問いが方面から聞かれていたからだ。
福祉センターには総合診療所や最新機器を備えた検査室などがはいる。もちろん現在の法規定に沿った設計で、今回の監査で心配されるような問題はないものだ。
昨年からの援協の理事会でもセンター建設担当の理事が「最近は政府機関の調査が厳しい。今の診療所の問題を言われる前に、はやく規定を満たした診療所をセンターにつくる必要がある」と説明したのも思い出す。
今回の件は、福祉センター建設の必要性を逆に裏付けたものと前向きに考えたい。(泰)