2007年8月24日付け
ブラジル沖縄県人会(与儀昭雄会長)は十七日、第六回定例理事会を同県人会館で開き、来年八月に予定されている沖縄県人ブラジル移住百周年関連の行事予算について経過報告を行った。
島袋安雄第一会計の報告によれば、既に決まっている十の百年祭行事に見込まれる予算は約六十万レアル。同会では、今年二回リッファを発行して資金集めに取り組む計画だ。
リッファはブラジル、日本でそれぞれ発行、双方で三十万レアルずつを集める予定だ。
ブラジル側ではすでに、ブラジリア、カンポ・グランデ等の遠方の各支部に協力要請を行っている。第一回目のリッファは今月二十五日に抽選を行うことが決まっている。
日本側では母県にある沖縄ブラジル協会(西原篤一会長)が中心となって資金カンパ芸能祭を行う話が進んでいるという。
このほかに、各国にある沖縄県人会への正式な招待状作成について与儀会長が経過を報告。
現時点では母県からの慶祝団のほか、アルゼンチン、ボリビア、ペルーからも来年の百年祭参加が見込まれている。
また、百周年のパンフレットが完成し、参加した理事全員に配布した。
この日はまた、七月十八日から八月一日までジュニアスタディーツアー参加のため訪沖していた金城ジョゼー理事、宮里マウリさん、原先ヴィヴィアネさん、上江洲シルビアさんのうち、宮里さんが出席。四人を代表して帰国報告した。