ホーム | 日系社会ニュース | キナリー植民地=サンパウロ市で出身者の集い

キナリー植民地=サンパウロ市で出身者の集い

2007年8月23日付け

 アクレ州リオ・ブランコ郊外にあったキナリー植民地出身者の集いが九月二十九日、サンパウロ市のレストラン「トライーラ(Rancho da TRAIRA)」(Rua Machado de Assis, 556-Vila Mariana)で開かれる。同地出身者の集いが開かれるのは初めてのこと。現在、世話人の篠木さん、坂野さん、大水さんが連絡を呼びかけている。
 キナリー植民地はアクレ州内唯一の日本人植民地として創設。一九五九年、二回(六月と八月)に分かれ十三家族が入植したが、数年後には多くが同地を離れ、他所へ移った。
 第一陣六家族の乗った「あめりか丸」の同船者会をきっかけに親睦会の話が上がり、このたび開催が決まった。
 現在サンパウロ、近郊を中心に約十人と連絡が取れているという。当時の家長世代は亡くなった人も多いと思われる。世話人の皆さんも子供移民の世代だ。「遠方に住んでいる人もいるかもしれませんが、まずは連絡してほしい」と呼びかけている。
 問い合わせは、電話11・4799・6650(篠木)、4124・8572(坂野)、13・3231・2330(大水)。