2007年8月22日付け
サンパウロ訪問前日の十九日、麻生大臣はリオを訪問した。
外務省の発表によれば、大臣は同日午後、JBIC、日本の商社などが協力・参加するカンポス沖のバラクーダ油田FPSO(浮遊式海洋石油生産貯蔵搬出システム)を視察。夕方にはリオの日系団体、日本企業関係者と懇談し、夜にはリオ州工業連盟会長主催の夕食会に出席した。
リオ日系団体代表との懇談で大臣は、来年の百周年を「日伯関係をさらに進展させるための良い機会としたい」と発言。日系団体側からは同州が百周年に向け準備をすすめていることが説明された。百周年にあたっての皇族のリオ訪問についても要望があり、大臣は「今後検討したい」と述べた。