2007年8月21日付け
【エスタード・デ・サンパウロ紙二十日】サンパウロ州グアルーリョス市のクンビッカ国際空港の主要滑走路が改修工事のため、二十日から閉鎖された。このため十月十日まで補助滑走路が使用される。
主要滑走路が三七〇〇メートルなのに対し、補助滑走路が三〇〇〇メートルのため、これまでの発着数は一時間当り五四便から三三便に削減される。このため四〇分以上の遅れと、国内便のキャンセルが多発するとみられている。
改修工事は年末に予定されていたものが、早期実現となったもので、各航空会社、空港整備公団ともに対応策を講じていなかったため混乱が予想されている。ただし国際便は他国への空港乗り入れ時間の規制があることから、クンビッカ空港での発着は他便を優先するので、混乱は避けられる模様。