2007年8月21日付け
ルーラ大統領の「疲れた」発言が話題を呼んでいる。エベ・カマルゴのTV番組は、見疲れた。レジナ・ドゥアルテは、ブーツを履き疲れた。アナ・M・ブラーガのオウムは、でしゃばり過ぎて疲れた。コリンチアンスの優勝は、待ち疲れた。ビンゴ・バハマの再開も待ち疲れた。正義の味方は、疲れた。美人局は、疲れた。女主人の観音様は、拝み疲れた。
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インジオの団体の訴えを受けた国連は、ロライマ州保護区への侵入者を立ち退かせるよう伯政府に要請。農牧業者らは立ち退きに抵抗する構えをみせている。
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リオデジャネイロ市バーラ・ダ・チジュカ区のフラットホテルで十八日夜、入浴中の姉妹(12、5)がガス中毒で倒れて姉が死亡、妹は病院で治療中。
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週末の利用客を増やそうとサンパウロ市地下鉄は、十月から土曜午後六時から終電(午前一時)までと日曜終日の運賃を二・三レアルから二レアルに値下げする計画。五号(紫)線は対象外。
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奴隷制度が廃止された翌月の一八八八年六月二十日にバイーア州ジャカレイ市で生まれた女性(一一九歳)が、二十二年間受け取りつづけた年金(現在三八〇レアル)を二カ月前に打ち切られ、悲嘆に暮れている。収入を失ってからは同じく最低賃金と同額の年金を受給している末娘(62)の世話になっている。「神様のおかげ」で健康に恵まれ、薬を買う必要がほとんどないと女性。今月十三日に世界最高齢とされる日本女性(114)が亡くなったが、ブラジルには一二七歳の女性がパラナ州アストルガ市で生活しているという。