2007年8月16日付け
【エスタード・デ・サンパウロ紙十五日】約一カ月間にわたり行方不明となっていた女性建築士(24)の行方を捜査していた警察は十四日、サンパウロ市南部ヴィラ・マリアナ区のイリャ・ダス・パルマ・ビル内の下水溝で死体を発見した。
女性が失そう直後、女性の車と身分証明書やクレジットカードを持ち歩いていた同ビルの守衛(33)を重要参考人として取調べていた警察は、男が死体の居場所を教示して実際に発見されたことで、殺人の容疑に切り換えて取調べをしている。男は犯行を否認している。
しかし、警察では男が死体の場所を知っていたことや、女性が最後に目撃されたのが同ビルであったこと、女性が失そう後に口座から現金が引き出されていることなどから守衛が犯人とみて、犯行の動機や手口について追及している。