2007年8月16日付け
日本の夏の風物詩に数えられる高校野球。高校球児たちが、憧れの聖地甲子園球場を目指して熱戦を繰り広げ、誰もが檜舞台に立つことを夢見ている。
一昔前では、「カキーン!」という金属バット独特の音が球場中に響いていたのだが、最近は聞こえてこない。というのも、あの甲高い独特な音は球児たちの鼓膜に影響を与える可能性が高いとのことで小音になったのだとか。
自分の記憶するところでは、実際鼓膜が破れたなどの事故や事例などは明確な記憶がない。球場で観戦していても高い音が聞こえてくるだけに、打者や捕手にとっては相当なダメージだろう。
球児たちの安全面を重視することは必要だし、当然のことだと思う。しかしながら、あの独特な音が聞こえないと高校野球が始まったという感情が湧かないのは自分だけだろうか。 (坂)