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日本から民謡使節団=民謡協会40周年記念=26日に〃大輪の花〃

2007年8月4日付け

 今年で創立四十周年記念を迎えたブラジル日本民謡協会(横山正会長)は、二十六日午前九時から、文協大講堂で、民謡親善使節団ブラジル公演を開催する。使節団は、(財)日本民謡協会が日本各地の民謡大会で優勝した人たちをメンバーとして派遣するもので、民謡協会、郷土民謡協会、同志協会との交流を目的としている。創立二十周年から五年に一度の親善交流が始まり、今回で五回目となる。
 当日はブラジル民謡愛好者と同使節団が民謡、民舞、歌謡などを披露する。開会に「ソーラン節」、閉会に「花笠音頭」を合同上演するほか、同協会がおすすめという「安来節」(どじょうすくい)の謡舞と津軽三味線などを行う。
 また、ロンドリーナ、レジストロ、クリチーバ、アルジャー、タウバテ、ミナス州からやって来る総勢五十人の子供たちが民謡、民舞を演じる。
 午前十一時から四十周年式典が開催され、日系団体関係者らが出席する。
 同使節団は二十四日に着伯、二十五日にサントス厚生ホーム訪問。二十七日はタウバテの民謡会と交流。二十八日にさくらホーム(カンポス・ド・ジョルドン)を訪問。二十九に帰国する。
 来社した横山会長は「日本でもなかなか見られない日本一の歌手らが、揃って出演する公演はめったにない。この機会にぜひ、来場していただきたい」と呼びかけた。入場無料。問い合わせは、横山会長(11・9536・4669)、佐藤元宏副会長(11・5012・2279)、石川論相談役(11・6726・6289)。