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コラム オーリャ!

2007年7月31日付け

 「十二時ピッタリに始めましたから」。自信を持って、第五回YOSAKOIソーラン大会の開会を報告する浜崎マルセリーノ実行委員長。
 夜の部が始まる前には表彰式の打ち合わせが行われ、舞台横では委員らが指示を出す。入場口には案内役が立ち、観客の誘導に務めていた。
 「やっぱり、上に立って指揮している人の意識が違うと思う。(YOSAKOIソーラン協会会長の)飯島さんがそういうところを大事にしようとしているからこそ、受け付けも進行の人もきちんと動くんだと思う」。審査員の一人はうなずきながら話した。
 日本文化を伝えたい―そう思って活動している団体は多いが、日本人の「きちっと」の感覚がブラジル式になってしまっているところは少なくない。時間どおりに始まらない、が〃コロニアの当たり前〃でなかったことが嬉しかった。(稲)