ホーム | コラム | 東西南北 | 東西南北

東西南北

2007年7月28日付け

 カルドーゾ政権に仕え、ルーラ政権にも仕える政府要人は、ジョビン国防相で八人になる。ステファネス農相、フォルテス都市計画相、カリェイロス上院議長、サルデンベルグ電々公社総裁、リーマ国家統合相、ジュカー社会保障院総裁、ベゼーラ国対委員長だ。ルーラ大統領と行動を共にするのは、いつになるか分からない結婚の約束を信じて同衾するような気分だという。
     ◎
 民営化に伴う連邦道路七本の入札が今年十月九日に実施されることに決定した。通行料金の上限は当初計画より一五・九三%引き下げられ、最も安いのはレジ・ビテンクール道で料金所一カ所当り二・六八五レアル。
     ◎
 二十五日未明から二十六日早朝にかけて、ミナス・ジェライス州の国道と州道で三件の衝突事故が発生。少なくとも十六人が死亡、三十七人が重軽傷。
     ◎
 カサビサンパウロ市長は二十六日、許可された高さ(四七メートル)を二・六五メートル超過したとして、コンゴーニャス空港から六〇〇メートル離れ、飛行ルートの真下にあるホテルを封鎖した。パイロットらの告発に基づいた措置。しかし、六〇メートル超過しているのに封鎖されない建物も。事故機が衝突したTAM物流センターも高さが基準を六・八三メートルオーバー。
     ◎
 エスタード紙の実験で、サンパウロ市からリオデジャネイロ市に行くには飛行機よりバスの方が速いことが実証された。バスの所要時間は約七時間。一方、飛行機は通常市内―空港間の移動時間を含めて二時間ほどだが、実験日は空港で七時間待ち。「いつもバスを使う。安い上に到着時間が確実だから」と乗客。