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大統領、北部と北東部へ=政府批判から逃れるため?
2007年7月25日付け
【エスタード・デ・サンパウロ紙二十四日】政府は経済活性化法案(PAC)の一環として、衛生施設および住宅政策を北東部ならびに北部に集中し、その実施扱露式典にルーラ大統領が各州都を訪問することを発表した。
大統領は二十六日からアラカジュー、ジョン・ペッソーア、ナタル、テレジナの各市を訪問、正式発表を行う。これにより南部および南東部での実施は後回しとなる。
政府筋は南部および南東部での実施には数々の問題点が横たわっているとしているが、関係者によると、今回の措置はリオデジャネイロ市での汎米大会開会式で大統領がブーイングを受けたことと、サンパウロ市コンゴ―ニャス空港でのTAM航空機事故で政府への突き上げが高まったことで、嫌気がさして後回しにしたものとみている。
反面、大統領の絶対支持層である北東部を優先的に取扱う措置にでたと見る向きが多い。人気を重視する大統領にとってはブーイングと政府批判はかなりのショックだったようで、ここ一週間、一切の公式行事を断って執務室に引きこもっているという。