2007年7月21日付け
「二十年前から言われてきたテーマ」
十九日に開催された海外・汎米日系人大会の代表者会議で「世代交代」について多くの意見があり、かつての代表者からそんな言葉を聞いた。
アメリカ、インドネシアは多少違うにしても、ラテンアメリカ諸国の日系社会の現状はどこも似通っており、若年層離れはデカセギ以前からの問題だったのだろう。
世界の半数の日系人がブラジルにいるのだから当然だが、若者の活発な発言などから、ブラジルは日系先進国なのだ、と認識させられた部分も。
二、三世は日本語になると、通訳機をつけるのだが、ポルトガル語、西語ではそのまま聞いている人も多くいた。
言葉の壁が低いだけに二十年後には日系人だから―ではなく、経済を中心に相互にメリットのある場になっていけば面白い、とも思った。(剛)