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コラム オーリャ!

2007年7月19日付け

 今週末に開催される「第十回フェスティバル・ド・ジャポン」は節目の年を迎えるため否応がなしに期待が高まる。
 今年は会場全体を使用し、ブラジル国内では有数の日系イベントの一つに成長している。
 来年の移民百周年祭にも大きな役割を果たすであろう文化的イベントだが、一体感に欠けている気がする。
 各県人会から提出されたという食のリストを県連から受取っても、実際に各県人会に確認してみると事実とは異なることが多い。パトロン集めや準備に大忙しの県連と、食のことを必死に考えている各県人会との一体感が見受けられない。双方とも自分の好きなことを考えているからこんなことが起こるのだろう。
 来年の移民百周年は単体だけでは成功を収めることができない。これからより一層の団結力を見せてほしいものだ(坂)