2007年7月7日付け
久しぶりに旅をする夫婦、七日朝の会話。
夫「オイオイ。二晩だけで九日は帰ってくるんだヨ。何それ、トランクにそんなに服をたくさん詰めこんで。何を考えてる?」
妻「だってクンビッカ空港で二泊三日でしょ。私たちの楽しい思い出の連休だワ。空港へ行くときはコレを着て。第一夜はコレで。第二夜はアレで。空港待合室で快感を味合うためヨ。待合室のアレって、どんな気分かしら。九日は帰宅」。
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政府は四日夜、ロンドー元鉱山動力相に復職を打診し、前向きな回答を得た。元大臣は建設会社ガウタマから一〇万レアルの賄賂を受け取った疑惑で今年五月に辞任していた。打診は収賄の証拠がないとした法務省の判断に基づいたもの。
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サンパウロ州コスモポリス市に住む十七歳の少年が三日、同居する祖母(77)を絞殺したと警察に自首した。被害者は少年におこづかいを渡していたが、麻薬を買ってできた借金を払うためさらに一五〇レアルを要求したところ、断られたので犯行に及んだ。
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サンパウロ州パウリナ市で五日朝、市民警備員二人が道路沿いにある深さ一・五メートルの排水溝に放置されていた、生後間もない乳児(男の子)を保護した。薄い布に包まれていた乳児は体温が低下していたが、病院で元気を回復。排水溝のそばを自転車で通りがかった男性が泣き声を聞いたのが幸いした。
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サンパウロ州は護憲革命記念日で九日が祝日。官公庁、銀行、郵便局(国際空港内は除く)が休み。公設市場は営業時間短縮と一部が休み。六日午後から自動車一三〇万台がサンパウロ市脱出の見込み。