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大耳小耳

2007年6月5日付け

 遠路リオから「ふるさと巡り」に初参加した太田郁子さん(80、東京都)は〇〇年まで三十年間もリオ書房を経営していた。「市内唯一の本格的な日本語書店だった」という。貸本、貸しビデオもあり、最後の頃にはアニメ目当てに非日系もたくさん来ていたとか。「日本人墓地にお参りさせてもらって良かった。過去帳の子供たちの名前見たら、本当に気の毒だった」と語った。ベレン、カンポ・グレンデとどんどん遠距離参加者が増えてくる「ふるさと巡り」。そうなるとリオはまだ近い方か?
     ◎
 六月に入り、九十九回目の移民の日関連行事が決まってきたようだ。サンパウロでは例年どおり、サンゴンサーロとイビラプエラ、文協講堂でのミサ・法要。パラナやリオでも恒例の行事が予定されている。百周年を来年に控えた移民の日。日頃新聞に掲載される行事以外に、記念行事を計画している町もあるはず。移民の日、またはその前後にミサや法要、記念行事を計画しているところがあれば、本紙編集部(電話11・3208・3977=まつだ、ファックス3208・5521、e-mail:nikkeybr@hotmail.com)まで連絡を。