2007年5月24日付け
カリェイロス上院議長は二十二日、ブラジル民主運動党(PMDB)七州知事会議を召集した。出席者にロンドニア州ラウッピ知事の姿がない。ロゼアナ上議が言った。
「彼ネ、捕まっちゃったのヨ。ネー、落ち着いて聞いてちょうだい。剃刀作戦でブタ箱入りじゃないのヨ。飛行機に乗り遅れてネ、空港待合室に閉じ込められているのヨ」
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ドル安を利用して政府は長期外債を買い戻し、九四億レアルの利息を節約した。買い戻し額は今年一―四月までに四七億レアルに上った。
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リオデジャネイロ市北部のファベーラ、ジュラメント内の住宅で二十二日早朝、手投げ弾が爆発、夫婦と二歳の女児が破片に当った。女児は左眼に当り重体。警察は、麻薬組織の縄張り争いから、手投げ弾が誤って住宅に投げ込まれたとみている。
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女性のスカートの中を隠しカメラを使いビデオ撮影していたカメラマンの男(30)が十八日朝、サンパウロ市地下鉄ペニャ駅のホームで警察に逮捕された。男は靴のつま先に小型カメラを埋め込み、後ろから女性に近づいて少なくとも五人を撮影していた。映像から被害女性を確認できず、被害届も出ていなかったため、男は釈放された。
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給与調整をめぐる連邦政府との対立から、全国で一万三〇〇〇人の連邦警察職員が二十二日、七十二時間のストに入り、パスポート発行など業務に支障を来たした。サンパウロ市ラッパ区の連警本部前では雨の中、約三〇〇人が業務停止に抗議。サンパウロ国際空港では、出入国審査を厳しく行ったため、一万二〇〇〇人が影響を受け、六二便の発着が遅れた。