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東西南北

2007年5月17日付け

 下院は九日夜、議員お手盛り案を可決。最初は賛成演説を行ったフェルナンド・コルージャ議員(社会大衆党=PPS)、調整が思惑より少ないので反対演説をキナリア議長に申しこんだ。
キ「おいコルージャ。(夜行鳥ふくろう)もう夜中だゼ。何をいいたいんダ。コルージャだから昼間は眠りこけ、夜になると元気が出るんだナ」
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 十三日夜にサンパウロ市を発ち、ローマに向かって飛行中の機内からルーラ大統領宛てに発信された、ローマ法王のメッセージが十四日午後になって渡されたことを裏付けとして、フィーリョ下議は同日、同機とレシフェ市の管制センターが二十分間交信不能の状態だったと航空管制CPI(議会調査委員会)で告発した。飛行中のTAM機を通じてメッセージは伝えられたという。空軍は告発を否定。
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 二〇〇五年二月にパラー州で米国人ドロシー宣教師を射殺した罪で起訴された農場主のモウラ被告(36)に対し、同州裁判所は十五日、禁固三十年の刑を言い渡した。刑期が二十年を超えたため、被告は再審を請求する権利がある。
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 市警麻薬捜査課は十五日、サンパウロ市西部ジャルジン区の住宅や自動車からコカイン一五二キロを押収し、麻薬密売容疑で二人を逮捕。
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 バイーア州フェイラ・デ・サンタナ市の市立病院で、過去四十五日間に新生児十六人が死亡したと病院が十五日に発表した。同病院では月に六〇〇人が出産、この死亡率は同病院のそれまでの平均の二倍に上る。院内感染が原因とみられ、十四日に死亡した新生児の両親が告発するまで、病院は死亡を一切公表していなかった。