2007年5月5日付け
【エスタード・デ・サンパウロ紙四月三十日】ローマ法王の来伯を九日に控えて、一足先に法王が市内をパレードする専用車が到着した。車はイタリアのローマからブラジル空軍機で二台運ばれ、二十九日午後、サンパウロ州グアルーリョス国際空港に到着した。
一台はサンパウロ市内の宿泊所のモスティロ・デ・サンべントからミサが行われるカンポ・デ・マルテ空港までに使用され、もう一台は法王が十一日に訪問するアパレシーダ市内で使用される。両車とも法王の警備を担当する連警によって運転される。
【同紙二日】カサビサンパウロ市長は一日、ローマ法王がサンパウロ市でミサを行う十一日を、任意休日とすることを発表した。これによりサンパウロ市の公務員は休日となり、公官庁の業務は行われない。同市長がメーデーの集会で明らかにしたもので、カンポ・デ・マルテ空港で行われるミサに参列できるようにしたもの。