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東西南北

2007年5月4日付け

 今年一月から四月までに中銀が実施したドル買いは三三九億ドルに上り、前年同期一〇一億ドルの三倍を超え、昨年の総額三四一億ドルに迫っている。しかしドル安に歯止めはかからず、ドルはじりじりと下がって一ドル二・〇〇レアルに近づいている。
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 賭博マフィアに有利な判決を売っていた疑いのメジナ高等裁判事(64)が二日、判事職の解職願を最高裁に提出した。同判事は定年退職する資格を満たしているが、退職すれば身分保護の特権が失われ、身柄を拘束される恐れがある。
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 サンパウロ州政府は二日、二〇〇四年以降に発表された犯罪統計の見直しを行うと発表した。銀行協会が先月発表した銀行強盗の件数が州のデータの二倍を超えていたため。「違いは基準の差で、ミスがあったとしても悪意はない」とフィーリョ元保安局長官。
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 サントス市パケター区で先週、十歳の少女が暴行された後に絞殺された事件で、四十人近くの付近住民が一日午後、犯人とみた男(28)にリンチを加えて殺害した。ところが警察は二日、男の容疑を否定。麻薬中毒の男は同区で盗難事件を繰り返し、過去に何度もリンチされそうになった。取り調べを受けた後、警察は同区に戻るなと忠告したが、男は聞き入れなかった。
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 ピラシカバ市タンキーニョ村の団地に、パモーニャ工場のブラジル第一号が竣工した。パモーニャの味は、トウモロコシの皮に包むことで育まれるのだそうだ。賞味期間は四日間。原料は粒を潰して黄汁の出ないのが良い。粒をむしり取れる程度で乾燥していないもの。原料をミキサーにかけて、搾汁する。