ホーム | ブラジル国内ニュース(アーカイブ) | アパレシーダをお色直し=ローマ法王訪問に間に合うか

アパレシーダをお色直し=ローマ法王訪問に間に合うか

2007年4月20日付け

 【エスタード・デ・サンパウロ紙十三日】ローマ法王ベネディクト十六世(ブラジルでは通称ベント十六世)が五月九日に来伯予定で、十一日にアパレシーダ市を訪問し、同市のノッサ・セニョーラ・アパレシーダ教会前の広場で十三日にミサを行う。このミサには全国から五〇万人の信者が参加すると見積もられ、同市のお色直しおよび整備が急ピッチで行われている。
 連邦政府およびサンパウロ州が予算六〇〇万レアルを計上し、同教会ならびに周辺の整備が行われている。教会に通じる街路は歩道も含め、舗装改修されてお色直しとなる。ドゥトラ道は二〇〇万レアルの予算で拡張工事がなされている。
 教会前ではミサ用の仮設舞台が突貫工事で進められている。工事完了期限が三十日で、残りわずか二十日余りしかなく、完遂が懸念されている。関係者は雨で工事が中断しないように「サンペドロ(水と火の神様)に祈るしかない」とまさに神頼みの心境でいる。