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バウルー=のど自慢=最高齢94

2007年4月19日付け

 【バウルー】バウルー歌謡愛好会(大川弘毅会長)による第二十六回のど自慢大会(文協後援)が一日午後二時から八時まで、文協会館サロンで行われた。八十人がのどを競い盛況だった。
 参加者の最高齢は九十四歳の山本実さん、少し歩くのが不自由だが舞台にあがると、声量豊かに「柔道一代」を歌う。童謡、ちびっこの部門は女の子が多かった。ジュベニール十六歳の石川アリーネさんは前途有望な新人、「歌は私の人生」と、ポップス部門で「あまいろの髪の乙女」を熱唱した。
 エスペシアル部門は、歌い慣れた歌手たちがそれぞれの持ち味を出した。中でも益山義則さんは、氷川きよしの「一剣」を着物袴姿でうたい、大喝采をうけた。
 審査員の山田ミルトンさんと佐藤ジョージさんは得意のギターで合奏「いい日旅立ち」と「日本の四季」を演奏した。審査結果の発表のあと、テレビが当たるソルテイオがあった。終了したのは午後十時過ぎ。
 開会式には小坂暁雄文協会長、佐藤風太郎市議、も出席祝意を述べた。(酒井威夫通信員)