2007年4月18日付け
統一地方選挙前半戦となる都道府県知事、議会選挙が八日、終わった。十三都道県で現職九人と四人の新人知事が誕生。ブラジルから祝いのメッセージを送った県人会もあると聞く。
四十四の道府県議会選挙では計二千五百五十議員のうち六百二十人が新人。国会議員の中でもブラジルを身近に知る世代が少なくなっている昨今、今選挙での世代交代で、かつて地元からブラジル移民が旅立っていった時代を知る議員も減ってきただろう。
来年には各都道府県から知事、議員はじめ多くの慶祝団が来伯する。日伯が再び緊密になりつつある現在、都道府県、市町村レベルでも新しい関係を作り上げる絶好の機会だ。そしてその時、在伯県人会が果す役割はやはり大きいと思う。
百周年まであと一年。この機会にどれだけ新たな〃ブラキチ〃が生れるだろうか。 (ま)