2007年4月14日付け
日系人の友人が南パラナのパルマス市を訪れた際、移民百周年にあわせてパラナ日伯文化連合会が同州ローランジャ市に、皇室関係者専用のアパートと庭園を造る計画をたてているという噂を聞き、早速、記者が代行して同連合会の関係者に問い合わせた。すると、これは全くの根も葉もないうわさだということが判明。「どうしてこんな話が出てきたのか」と、関係者は首をかしげている。
◎
鹿児島県人会(園田昭憲会長)は会館の一部内装整備終了に伴い、宿泊希望者を募集している。インターネット完備、個室、二、三人部屋。自炊可能。プール付き。USPへの便が良い。詳細は同会館(11・3862・2540/R,Itajobi 54-Pacaembu)まで。受付時間は、午前十時から午後五時。
◎
APPC(サンパウロ州柿生産者協会)によれば、柿に対する好みはブラジルとヨーロッパでは違う。ここでは、完熟したものをすすって食べるのが一般的な食習慣で、色が濃いものが人気。一方、ヨーロッパでは、「カリッ」とした歯ごたえがあり、色が薄くて大きい柿のほうが売れるのだとか。ところ変われば好みも変わる。市場を見る生産者たちの細やかな配慮がピッタリの「おいしい」を生み出すのだろう。