2007年4月12日付け
航空管制はトラブル以後、空軍上層部の厳しい監視を受けることになった。三月三十日の電文報告によれば、一管制官は同僚に洩らした。「階級職に対する国防省の取り扱いは、重営倉並みである。反乱終焉のため合意した事項を忠実に守っているのに、だ」。
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下院リーダーらは十日、表決を月曜日ではなく火曜日の朝に行うことを取り決めた。キナリア議長就任前は金曜から月曜まで下議らは地元に帰るしきたりがあり、それに戻る形。一方、下議の月給を一万二八四七レアルから一万六二五〇レアルに引き上げる方針が同日、確認された。
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サンパウロ市南部サントアマーロ区のモーテルで十日未明、失業中の男(30)と女が受け付けの女性二人を襲い、一三一七レアルを奪った後、警察に通報されないよう女性の唇を強力接着剤でくっつけた。遠くから現場を見ていた警備員が警察に通報、男は出口で待ち構えていた警官らに逮捕された。接着剤を取り除くのに五分かかったが、けがはなかったという。
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武装し覆面をつけた男八人が九日夜、サンパウロ州グアルジャー市の別荘地で守衛らを脅してトラックで侵入、九十二戸のうち二十六戸から電気製品などを奪って逃走した。夏のシーズンの後だったため滞在者が少なく、犯行は四時間に渡って続けられた。
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サンパウロ州ソロカバ市の警察は九日、警察署前で歩行者の女性から現金を奪った、女装した美容師の男(24)を現行犯逮捕した。勾留中の恋人(男)に会いたくてたまらず警察署で頼んだが、断られたため犯行に及んだ。男の願いはかない、同じ拘置所に運ばれた。