2007年4月11日付け
昨年四十周年を迎えたブラジル日本都道府県人会連合会。記念事業として進めている四十周年史の編纂が、どうやら遅れているようだ。
この件は先月の定期総会でも取り上げられた。会長経験者による座談会なども行い、進んでいるかと思っていたが、聞けば、必要な県人会の資料だけでなく、各県人会からの協賛金もまだそろっていないという。
総会の席上、編纂委員会側からの必要資料提出の呼びかけに対し、一部出席者からは「(記念誌の)企画の詳細について文書を送ってほしい」と注文が。委員会では「すでに送っている」と、互いの言い分が平行線をたどっている様子。どうもよく分からない。
編纂委員会が立ち上げられたのは昨年五月のことだ。一年近く経ってこの状態というのは奇異に映った。せっかくの記念誌、良い形で完成できればいいのだが。 (ま)