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コラム オーリャ!

2007年3月27日付け

 聖東地区のある文協が、四十七年の歴史に幕をおろし、会館(敷地50×10メートル)を処分することを役員会で申し合わせた。
 ところが、福祉団体にそっくり物件を寄贈してしまうか、お金にかえてから複数の団体に寄付したらいいのか、まだ意見がまとまっていない。さらに〃自分たちの歴史がつまった結晶〃の寄贈を受けた団体が、有効に使ってくれるかどうか、のあたりまで思い悩む。
 会館は五〇年代の終わり、時代の要請に応えるように建設された。六〇年代、七〇年代は、千客万来、賑やかで華やかだった。ここ数年は婦人部の活動が少しあるだけで、若者層はほとんど寄り付かなくなった。かつての会員の中心だった壮年たちは、いま八十歳台に。処分は必然だった。
 持っていると、土地家屋税を分割で支払うのも大きな負担。処分は早期がいいのだが…(神)