2007年3月24日付け
第十二回日本・ブラジルジュニアユースサッカー大会(アルモニア学園主催)が二十六日から三十日にかけて、日本カントリークラブ(Rodovia Presidente Dutra,Km205,5-Aruja)で開催される。
滋賀、奈良、新潟の県選抜チーム、札幌のサッカークラブ「SSS」から二チームの計五チーム、総勢約百十人が来伯し、サンパウロやパウメイラス、コリンチャンス、サンベルナルド・ド・カンポ、ポルトゲーザの名門五チームのユースと対戦。大会優勝チームは、八月に広島で行われる交流戦と札幌で行われるユース国際大会への出場権を手にする。
来伯チームでは、奈良やSSSが国内三位程度の実力を誇っているという。
大会の世話役をしている柴田勗(つとむ)札幌大学名誉教授(74歳)は「ブラジルの戦い方や個人技術、スピードなど日本選手が学ぶところは多い」と意義を語り、「年々日本チームの実力も上がってきているし、ブラジル選手も日本行きをかけて手を抜かない」と、大会の盛り上がりを示唆した。
試合は、毎日午後一時からリーグ戦形式で四試合ずつ行われる。