2007年3月22日付け
ジルセウ前官房長官の誕生パーティーに、マルタ派の面々が招待され、話に花が咲いた。
「それでマルタは、パーティーに来るのかい」
「マルタは観光相就任の打診があって、ブラジリアへ行ったヨ」
「帰りにピーレス国防相に足止めされたんだヨ」
「航空管制をトラブラせて、空港のベンチで寝かされているヨ」
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有価証券取引委員会(CVM)はイピランガ石油買収に伴いインサイダー取引が行われた疑いが強くなったと捜査を拡大。買収発表(十九日朝)直前の十六日、同石油の配給会社の株価は三三・三%、精油所の株価は八・三一%上昇した。
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大学教授の男性(35)が十七日、サンパウロ州フランカ市にある義父の家の庭で遺体となって発見された。腹部を包丁で刺された跡があり、警察では自殺と殺人(容疑者は妻)の両面から捜査を進めている。
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サンパウロ州ラーラス市の刑務所で、二〇〇五年に少なくとも十人の服役者がバイアグラとコカイン混合物を飲まされて殺された疑い。犯人は州都第一コマンド(PCC)のメンバーの服役者らとみられている。
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四人組の男が二十日、白昼堂々と、サンパウロ市東部のタトゥアペ・ショッピングセンターで八万三八四〇レアル相当の貴金属などを奪って逃走。
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サンパウロ市と周辺二十四都市で二月に停電が前年比で五九%増加、十人に六人が被害を受けた。停電時間は平均四十六分。電力会社は、雨で街路樹の枝が折れて電線を切断したためと原因を説明。被害額が最低賃金の二十倍(七〇〇〇レアル)未満の場合、弁護士なしで特別裁判所に損害賠償を申し立てできるという。